これはなに？

ジュラ紀中期の中国にいた、頭の「とさか」が特徴の恐竜です。

概説

頭骨の上部に発達した大きなトサカにちなんで名付けられた肉食恐竜です。ほぼ完全な頭骨のほか、首から尾の付け根にかけての背骨、肋骨、腰の骨などが化石として見つかっていますが、尾の大部分と肩、前あしや後ろあしの骨などは見つかっていません。トサカは頭骨を構成する複数の骨が変形したもので、前方では複数のコブが発達し、後方では2つの大きな穴があいています。上あごの歯が目よりも前にしか生えていない点は、テタヌラ類と呼ばれる進化的な獣脚類に共通する特徴です。

展示マップ

展示室1階 恐竜の世界 > 恐竜の繁栄 > 竜盤類