日本初のオルニトミモサウルス類の新属新種「ティラノミムス・フクイエンシス」を発表しました。
学名の意味は「福井産の暴君(ティラノ)もどき」という意味です。ネイチャー・リサーチ社の「Scientific Reports」誌に掲載されました。オルニトミモサウルス類としては日本初、福井県では6種目の恐竜、日本では11種目の恐竜となります。
解説パネル
解説パネル(PDF)
動画でのご紹介
参考
学名記載論文へのリンク
- 論文題目
- New theropod dinosaur from the Lower Cretaceous of Japan provides critical implications for the early evolution of ornithomimosaurs
(日本の前期白亜紀の地層から産出した新たな獣脚類恐竜がオルニトミモサウルス類の初期進化の知見に重要な示唆を与える) - 著者
- 服部創紀・柴田正輝・河部壮一郎・今井拓哉・西 弘嗣・東 洋一
- 雑誌
- Scientific Reports(サイエンティフィック・リポーツ)
ネイチャー・リサーチ社によって刊行されているオンラインオープンアクセスの学術雑誌で、自然科学のすべての分野を網羅しています。
福井の恐竜研究
- フクイラプトル・キタダニエンシス
- フクイサウルス・テトリエンシス
- フクイティタン・ニッポネンシス
- コシサウルス・カツヤマ
- フクイベナートル・パラドクサス
- フクイプテリクス・プリマ
特別展示の情報
発見された「ティラノミムス・フクイエンシス」の実物化石を、明日9月9日(土)から来年1月9日(火)まで、新館3階で展示します。
なお、新種恐竜の発見を記念して、9月9日(土)・10日(日)に博物館に入館したすべてのお客様に記念ステッカーをプレゼントします。
ステッカーについては、こちら