■普及イベント「発掘現場見学」

千秋です。こんにちは。

7月31日土曜日分の発掘日誌。それでは始めさせていただきたいと思います。

今日の天気は晴れ。薄曇りかも知れません。風でもあればいい感じですが、このじめっとした感じ。汗で背中がべとつきますね。

さて、今日は恐竜博物館カレッジの博物館自然教室「恐竜化石発掘現場見学」が午後行われました。全国から集まった38名の方々が参加されました。現場作業を見ながら、発掘の歴史や地層の状況、発掘の手順などの説明を受けました。

さて、ハンマー隊のようすです。隊員たち、がんばって岩を割ってはいますが、いまいちこれと言ったものが出ないようで。なかなか難しいですな。日がな一日、ただ石を小さくし続けるというのもつらい作業です。これは今だけと思いたいですけどね。

と、お?来ましたか?これは、えー、ウロコの化石ですね。脇にももうひとつあります。ラッキーですね。と、細い黒い線。植物なんでしょうね。

さて、前線のようすです。今日も変わらずボーンベッドめざしての掘削が続きます。

ところで、現場で大活躍中のこの機械。私たちが「アイアン」と呼んでいるこの機械。重機のアームの先にアタッチメントとしてつけるモノだそうで。重機の油圧で、巨大な削岩機として働きます。この機械のおかげで、発掘がすごくスピードアップしています。アイアン様々です。

今日は見事なカメの化石を見つけることができました。カメのおなか側の甲らだそうで。一見荒そうに見えますが、緻密に見て、やっているんですよ。問題なしです。恐竜化石が出ればもう言うこと無しですが。といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。