■細くカーブした不思議な骨

千秋です。こんにちは。

8月28日土曜日分の発掘日誌。それでは始めさせていただきたいと思います。

今日の天気は快晴。やはり非常に暑いです。風が少しあるのですが、体温を下げてくれるほどではありません。ふう。この暑さ、いつまで続くんでしょう?

さて、前線のようすです。化石発見が続き、アイアンでの掘削も以前よりペースが落ちていますね。掘削したらブロックで発見し、取り出すために割ったら発見し、という感じなので、喜ぶべき状況なんですが。

お、これは!また奇妙な骨ですね。細くカーブした骨と太い骨。何か分かりませんが、すごく重要な骨に違いないです。ブロック表面、ということはこの相方は穴に残っているということでしょうか?さてこちら。厚みのある骨が見つかっています。大きめですね。分かれてしまったパーツを探しています。どうやら見つかったようですが…、ちゃんと揃ったのでしょうか?

前線の作業場所では、エンジンカッター稼働中です。化石のまわりだけの小さなブロックにできれば、博物館でのクリーニングも楽ですからね。

さて、ハンマー隊のようすです。割っても割ってもへらない石の山…。成果はボチボチとはありますが、皆のモチベーションを上げるほどのものはほとんどありません。うーん、つらいですね。こちら骨化石。どこかの骨の先端部分?面白そうではありますね。

お?前線の穴でエンジンカッターを使ってますね。いい骨が壁についていたのでしょうか?タガネを入れて外していきます。ん、無事、外せたようです。おー、これはあのカーブした骨の相方ですね。ん、良い感じです。

さ、今日もお疲れ様でした。来週は撤収に向けた準備作業でしょうね。最後に面白い標本が出て良かったですね。といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。