■これは待望の追加標本でしょうか!

千秋です。こんにちは。

8月26日木曜日分の発掘日誌。それでは始めさせていただきたいと思います。

今日の天気は晴れ。いつものように日差しこそ強いのですが、風もわりと吹いています。ありがたいことです。

さて、ハンマー隊のようすです。前線とともにハンマー隊の方もペースが上がってきたようで、石の供給頻度が上がっているようです。作業場所が2つあるので、片方を片付けている時はもう片方に集まっています。といってもこちらも場所にも石がうずたかく積まれて、ハンマーを待っているのですけどね。よし、がんばっていきましょう。

さて、前線のようすです。こちらでは化石発見が続いていて、記録と梱包作業に追われています。そんな中…。

おっと!これはデカイ!というか長い骨です。手か足の骨、まるまる1本分ですね。これは待望の追加標本でしょうか!もうこのまま館に持ち帰ってクリーニングされるようです。いや、すごい。

記録・梱包がひと段落すると、また水まきをして石の確認です。気の休まるヒマがないですね。おや?化石発見、のようです。石から突き出た骨。奥まで入っているんでしょうか?

さて、おお。重機のボディに恐竜の絵。これは先日から滞在されている恐竜イラストレーター山本匠先生の手によるものですね。先生、さすがです。

前線の穴では、掘削した面を確認しています。水で洗い、ジョレンで石を掻き出して確認。標本の相方が無事見つかると良いですが。といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。