雨降り現場でホネ発見

| 2008年7月18日 |

千秋です。こんにちは。

7月18日金曜日分の発掘日誌、それでは始めさせていただきます。

さて、今日の天気はくもり。昨日とは打って変わってひと雨来そうな雰囲気です。

まずメインのポイントです。昨日の骨はすでに運び去られてしまって、今は慎重に岩をブロック状に大きく取り外す作業中です。右上面の方では、面をさらに広げています。植物片の化石が多く出る層準が出たようで、脇に化石が積まれていました。おや？端っこの方に、立ち木の化石でしょうか？

雨が降ってきました。雨の中、作業お疲れ様です。雨が止んだすきに帰ろうかと思っていたところ。えーっ！でかい骨？これは大きい…。すごいです。昨年の竜脚類を彷彿とさせますね。岩のブロックをひっくり返した底にくっついていたとのことで、骨の続きはまだ崖に残っているとのことです。懸命に崖を探します。わ、ありました。今年ナンバーワンの収穫ですね。やりました。

今年はさい先がいいですね。あ、「今年も」ですね。今年もこんな調子でいけるといいですね。発掘現場は徐々にヒートアップしていきます。今年は何が飛び出すか、まさに掘ってみなけりゃわかりません。皆さんをビックリさせるようなものが出るのを期待しつつ、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。