■足跡化石の調査方法その2

千秋です。こんにちは。

8月13日水曜日分の発掘日誌、それでは始めさせていただきたいと思います。

今日の天気は晴れ。もう、ただただ暑いです。昨日終了間際にはひどい夕立があって、その影響でずっと川が濁っていたりします。

さて、ハンマー隊のようすです。化石の発見こそあるものの、貝や植物が中心で、恐竜の骨が見つかっても破片だったりと、なかなか苦しいようです。

そんな彼らの楽しみはお昼。しかも今日はカレーのようです。暑さで体は疲れているものの、何回も「おかわり!」が出ていました。

さて前線のようすです。右上での掘削はやはり継続中です。掘削と言っても、もちろんただ岩を割っているわけではありません。間に確認作業が入りますから、当然作業は遅くなります。ボーンベッド到達までこちらも我慢が要求されているようです。

さてもうひとつのトピック、足跡の調査です。今日は何やら変わったアイテムが出てきました。黄色い粘土と青い粘土。同じ量を取り出して、2つあわせてこね出しました。で、足跡にかぶせて押しつけています。あ、型どりです。こんなに早く固まるものなんですね。昨日のトレースとあわせて、足跡を研究室で再現する方法が見られました。

といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。