■普及イベント「地学指導者実技講座」

千秋です。こんにちは。

舞鶴での展示説明会講師の仕事から戻って参りました。8月5日火曜日分の発掘日誌、それでは始めさせていただきたいと思います。

今日の天気は晴れです。日誌をお休みさせていただいた昨日の月曜日の朝は雨降りだったことのことですが。それからすぐにまた青空が戻ってきたようです。今年は本当にお天気に恵まれていますね。

さて、今日はハンマー隊の助っ人として地学指導者実技講座の受講生の方々に来ていただきました。受講生とはいっても本当は、小中学校の理科の先生です。地学指導の貴重な体験として、ハンマーをふるっていただいております。お疲れ様です。

さて、先週末お伝えした右上面での変化でしたが、昨日撮影に来れなかった間に再び変化が。3段目がキレイに取り払われていて、真ん中の2段目の面が広く広く出されておりました。

現場では斜めに地層が傾いていますが、そのうちのひとつの地層面を露出させてやるわけですね。こうしてみると、本当に広い面です。

重機のアイアンで同一の面まで岩を割って、取り除きます。その上で、残った砂利や泥をジョレンでかいたり、高圧洗浄機で洗ったりします。そして足跡化石などの生痕化石がないか調べるわけですね。こういった作業では、高圧洗浄機、大活躍です。圧力の加減も手慣れてきたようでして、発掘にはなくてはならない一品となっております。

といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。あ、そうそう。YouTubeの方では、コメントできますよ。発掘隊員たちもチェックしていますので、励みにもなります。よろしくお願いします。ではでは。