■右上面、足跡化石の層に到達

千秋です。こんにちは。

7月22日火曜日分の発掘日誌、それでは始めさせていただきたいと思います。

さて、今日の天気は晴れ。北陸始め各地で梅雨明けだとのことで、いよいよ夏本番です。立っているだけでも辛い暑さの中、がんばって作業は進められていきます。あ、ちなみに昨日21日も、祝日でしたけど、発掘は行っていました。様子をお届けできなくてすみませんでした。

さて、右上面に来てビックリです。露出面がすごく広くなっています。それに、チョークでの囲み、それ足跡ですか?うわー、出ましたね。面の凹凸が大きくて判別は難しそうですけど。層準としては先週までより40~50cm下ですね。三本指の鳥脚類、丸形の竜脚類。‥‥うーん、微妙ですね。これから、層準ごとに確認しつつ、掘り下げていくとのことです。

さて、メインのポイントです。今日のところはめぼしいものはない、とのことです。もちろん化石は見つかっています。これは大きい骨ですが‥‥。摩耗してしまって形がよくわかりませんね。

さて、アイアンで岩のブロックが作られていきます。‥‥ん?何か見つかりましたでしょうか?おー、どうやら骨が見つかったようです。風化が進んで表面はボロボロですが、どっしりとした厚みがある骨です。

右上面では新たな層の露出作業が始まっています。今度は良い面が出るのでしょうか?といったところで今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。