前線開始で、発掘本格始動




千秋です。こんにちは。
7月24日金曜日分の発掘日誌、それでは始めさせていただきたいと思います。
今日の天気はくもり。雲が日差しをさえぎってくれるおかげで、暑いことは暑いのですが、過ごしやすい天気です。
さて、今日から前線での作業が開始されました。今年の発掘作業もいよいよ本番ですね。作業としては、昨日までに露出させてキレイにしてある地層面を、ハンマー隊の横につけた重機のアイアンで大きく割り、化石の状態を確認します。
昨年最後の続きとはいえ、今年最初の作業です。岩の具合を確かめるように、じっくりと作業が行われています。昨年などの日誌でおなじみの光景ですが、岩割り後のジョレンで石くずかきも復活です。
化石の発見はあるようですが、ボーンベッドはもう少し違うところのようです。
さて、ハンマー隊のようすです。ちょっと狭そうです。人数が増えてきたためですが、前線作業のために作業場所が実際狭くなってもいます。成果の方は、まあぼちぼちで。ちょうどカメの化石を見せてもらいました。
さて、最後は測量のようすをご覧いただいています。研究のためにも現場の位置把握は大切です。高低差がありすぎて大変ですが。といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。