■新たな足跡面、発見?

千秋です。こんにちは。

7月31日金曜日分の発掘日誌、それでは始めさせていただきたいと思います。

今日の天気はくもり。今日は雨が降ることもなく、気温は高いのですが、涼しい風が吹く、なかなか快適な発掘現場でした。いつもこうだと嬉しいのですけどね。

さて、今日も昨日と同じく恐竜博物館カレッジ「地学指導者実技講座」が行われました。小中学校の理科の先生方に、実際に発掘調査を体験いただくものです。地学の指導上、貴重な経験はきっとお役に立てることでしょう。中には化石を発見された先生もおられて、記録などもしていただきました。

さて、前線のようすです。昨日の3Dスキャナの測定がひと段落したのでしょう、掘削作業が再開されています。とりあえず、画面手前に出ている面にシダの化石がびっしりとついているそうで、この面を広げるべく、アイアンで面を取り除いています。どうでしょう?

辛抱の調査の甲斐あって、足跡が見つかったようです。足跡のへこみ、画面で分かりますでしょうか?ではアップで。鳥脚類の足跡。こちらは獣脚類。どうでしょうか?

さて、ハンマー隊の方ですが、やはり低調なようです。ビッグハンマーで数を割ってみるも‥‥。来週の梅雨明けに期待しつつ、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。