■前線部分を掘り返す

千秋です。こんにちは。

8月18日火曜日分の発掘日誌、それでは始めさせていただきたいと思います。

今日の天気はくもり。暑くはなりましたが、風が吹く、心地よい発掘現場です。

さて、前線のようすです。とはいっても発掘作業は小休止。足跡面の計測の方は続けられています。その横では、重機が土砂を掘り返しています。川からの距離10~20mのこのあたり。ちょうど第2次発掘を行った場所だと思われます。足跡面をさらに掘り下げるにあたって、ということなのでしょう。しかし地層面は斜めになっています。ハンマー隊そばの面から考えると、10mは掘り下げないと。なかなか大変ですね。

さて、そのそばでは足跡計測の第2段階が進行中です。今日はビニールを面に敷き、それに足跡を写しています。あ、画面だと足跡の線がずれているように見えますが、問題はありません。

さて、ハンマー隊のようすです。やはりなかなか発見には恵まれないようです。

ハンマー隊の脇の方においてある岩を割っています。ホースで水をかけて、確認です。隊員たちが持てるほどの大きさにするのが目的ですが、もちろん化石が出る可能性が‥‥出たようです。これなど関節面っぽくて良さそうですね。さ、発見した化石を壊さないよう、石だけ小さくしてください。

先程の骨、うまく取れたようです。うーん、次も期待しちゃいますね。といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。